私は、ずっとバッファローのBSMBW320とBSMBW325というマウスを愛用しています。
動きも滑らかで手にフィットし、とても使いやすい、なおかつ安いお気に入りのマウスです。
静音なのもとても良いポイントです。
ただ、年単位で使い込んでいくとマウスのホイールが誤動作を起こすようで、下にクリクリしているのにたまに上入力されてちょっとイラっとするようになります。
今までは、マウスホイールがダメになってきたら買い替えていたのですが、壊れたマウスがたまってきたのでダメもとで分解して修理してみることにしました。
分解方法
分解はとても簡単。マウスの裏側の後方にあるネジを外します。
ちょっと特殊な形のねじでしたが、ダイソーで売っている精密ドライバーのマイナスでも外すことが出来ました。
ネジを外したら、前方2か所が爪で引っ掛かっているので後方にずらしながら外していきます。
外すと、こんな感じ。中央にあるコードは白い部分をもって上に引っ張れば抜けます。
ホコリを取ってもダメでした
色々なブログやウェブサイトではこの「マウスホイールに付着しているホコリをとればなおる」と書いてありましたが、駄目になったマウスは全てホコリの除去だけでは改善しませんでした。
いったん、基盤を外して、マウスホイールのスクロールのパーツを分解してみることにしました。
マウスホイールのスクロールパーツ
↓使われているのはこのパーツでした。
まず、4か所の爪を起こします。
中の黒いパーツを取り外して
ここについていたホコリを金物を曲げないようにサッと除去して
受け側の銀色の円とシマシマの部分もアルコールで清掃しました。ちなみに無水エタノールは持っていないので消毒用のアルコールスプレーを少量綿棒に染み込ませてごしごしこすりました。
撮影を忘れましたが、ふき取った綿棒はかなり汚れていましたよ。
元に戻して終了!
あとは、元通りに戻して終了です。
戻す際に、最初に起こした爪の強度が落ちているので欠けないように注意しましょう。
私は、1マウス爪が欠けてしまったので、クリップを加工して無理やり挟み込むことで解決しました。(次に壊れたらエンコーダースイッチの取り換えに挑戦する予定です)
オンオフスイッチがずれないように取り付ける事をオススメします。
先に基盤側にスイッチをハメこんでしまうとよいかもしれません。
最後にちゃんと動作するか確認しよう
組みなおせたら、ちゃんと動作するか確認してみましょう。
私が使ったサイトはコチラです。
ちょっとしたマウスクリックテスト
私のマウスは、この方法で今までスクロールに起きていたものが全て改善しました。
分解を伴いますので、全て自己責任でお願いいたします。
(むしろ、失敗したら新しいのを買っちゃいましょう!)
追記
試しにこのパーツを購入して、手持ちのマウスを修理してみました。
はんだ吸い取り線で、既存のパーツのはんだを溶かして取り外して、新しいパーツを取り付けるだけです。
全てのマウスのスクロールが、新品のような挙動になりました!
はんだごてを持っている方はチャレンジしてみることをオススメします!超快適ですよ!
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