事務所で使っているFAX、MFC-7460DNのトナーTN-27Jを交換した際、新品のトナーに交換したにもかかわらずのトナー交換エラーが消えず、困っていたのを解決しました!
原因は、トナーTN27Jの物理カウンターにあったようです。このカウンターを戻したら何事も無く使えるようになりましたよ!
※ここからの内容はメーカーは推奨していません。機械が壊れてしまう可能性がありますので完全に自己責任でお願いいたします。
TN-27Jには物理カウンターがある
TN-27Jには、内部に物理的なカウンタがあり、ある程度印刷をするとスプリングが引っかかりそれ以上ギアが回らないようになっています。
この状態になると、本体の方で「トナー交換エラー」が出るようです。こうなるとトナー交換するまで受信もコピーも何もできなくなります。
ちなみに、今回は新品のトナーに交換したのに「トナー交換エラー」が消えなかったので非常に困りました。
この物理的なカウンターを戻してやれば「トナー交換エラー」を消し、通常通り使えるようになるのです。
実際のやり方を写真付きで紹介していきますね。
TN-27Jの分解とカウンター戻し
分解の方法とカウンターの戻し方を実際に説明します。
使う道具はプラスドライバーの2番(中サイズ)1本だけです。あればいい物はビニール手袋ですね。手が汚れなくて済みます。
①ネジを外してカバーを外す
ネジを2本プラスドライバーで外すとカバーが外れます。
こんな感じです。
ギアにはグリスがくっついていますので、多少ベタっとツルっとします。いじるのは赤の矢印がついているギアです。
たまに、カバーの方にギアがくっついてきちゃうことがあるのでカバー側にギアが無いかもチェックしてください。
参考までにギアの写真を載せておきます。落ちちゃったら参考に戻してください!
②バネを引っ張りながら、右の一番大きいギアを浮かせて逆側に回して戻す。
千枚通しや、つまようじなどの先の細いものでバネを浮かせて一番右のギアを浮かせて逆側に回してもどします。
このバネが、突っかかってギアをとめる事で、トナー交換エラーを表示させているようです。
ギアの突起をカバーの穴に合わせてもとに戻します。すると、エラー時とは突起の位置が180度変わっているはずです。
参考までに、ばね戻し前の写真
③ネジをつける
最後に、カバーを戻して、ネジを元通り付ければ完成です
元通りセットして完成!
最後に元通りにセットして、エラーが出なければ完了です。通常通り、FAXの受信とコピーができるようになったはずです。
今回は何故か新品のカートリッジでカウンターがロックしていた事が原因だったようなのです。そんなことあるんかいな。
と、いうことは使い終わったカートリッジでも中のトナーが残っている限り、今回のカウンター戻しをすればある程度使い続ける事ができるということだと思いますが…まぁ私はやめておきます。
今回は、どうしてもすぐに直したくて困ったので必死に調べてカウンター戻しにたどり着きました。
何度も書きますが、完全に自己責任です!真似されて機械が壊れても責任はとれません。
MFC-7460DN DCP-7065DN DCP-7060D FAX-7860DW FAX-2840 HL-2270DW HL-2240D でも同じようにできるかも
冒頭にも、書かせていただいた通り完全に自己責任にはなりますが、TN-27Jに対応している
- MFC-7460DN
- DCP-7065DN
- DCP-7060D
- FAX-7860DW
- FAX-2840
- HL-2270DW
- HL-2240D
これらの機種でも同じように対応できるかもしれませんよ!
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